
解体・改修工事ではアスベスト事前調査が重要
東京都で住宅やアパート、店舗、工場などの解体・改修工事を検討している方の中には、「古い建物だけアスベスト調査をすればいいのでは?」と思っている方もいるでしょう。
しかし、アスベスト(石綿)の有無は築年数だけで判断できません。過去の改修や増築で使用された建材に含まれている可能性もあるため、工事前に専門的な確認を行うことが重要です。
現在、建築物などの解体・改修工事を行う際は、原則としてアスベスト含有建材の有無について事前調査が必要です。
今回は、どのような建物でアスベスト事前調査が必要になるのかを解説します。
アスベスト事前調査とは?
アスベスト事前調査とは、解体や改修工事を始める前に、工事対象となる建材にアスベストが含まれているか確認する調査です。
主に設計図書などの書面確認と現地での目視調査を行い、それだけでは判断できない建材については、必要に応じて試料を採取して分析します。
アスベストを含む建材を把握しないまま解体すると、作業中に石綿が飛散するおそれがあります。作業員だけでなく、周辺環境への影響を防止するためにも事前調査は欠かせません。
築年数だけで判断できない理由
「築30年以上ならアスベストがある」「新しい建物なら絶対にない」と単純に判断することはできません。
建築当初に使用されていなくても、後から行われたリフォームや増築、設備工事などで別の建材が追加されているケースがあります。
そのため、建築年月だけを見るのではなく、建材の種類や施工履歴まで確認することが重要です。
住宅で注意したいアスベスト含有建材
一般住宅でも、さまざまな場所にアスベストを含有した建材が使用されてきました。
代表的な場所として、
・屋根材
・外壁材
・軒天
・天井材
・床材
・石こうボードなどの下地材
・配管や設備周辺の保温材
などが挙げられます。
見た目だけで含有の有無を判断することが難しい建材もあるため、専門知識を持った調査者による確認が必要です。
店舗・オフィスの内装解体にも注意
アスベスト事前調査は、建物を丸ごと取り壊す場合だけのものではありません。
店舗の原状回復やオフィスの内装解体、リフォームなどでも、工事対象部分にアスベスト含有建材が使用されている可能性があります。
特に古いテナントビルでは、天井・壁・床・耐火被覆・配管周辺などを慎重に確認することが大切です。
工場・倉庫もアスベスト調査が重要
工場や倉庫では、住宅とは異なる建材が使用されているケースがあります。
屋根や外壁の成形板、設備周辺の断熱材、配管の保温材、耐火被覆などは注意したい箇所です。
建物の規模が大きいほど調査対象となる範囲も広くなるため、解体計画の早い段階から調査を進めることで、その後の工程を組みやすくなります。
アスベストが見つかった場合はどうなる?
事前調査でアスベスト含有建材が確認されたからといって、解体工事ができなくなるわけではありません。
建材の種類や工事方法に応じて、飛散防止措置を講じながら適切に除去・解体します。
重要なのは、工事開始前にアスベストの有無を把握し、必要な対策や届出を含めた施工計画を立てることです。
東京都でアスベスト事前調査・解体工事なら株式会社 葵工業へ
株式会社 葵工業では、東京都を中心に住宅・アパート・マンション・店舗・オフィス・工場・倉庫などの解体工事に対応しています。
アスベスト事前調査から必要に応じた分析・除去、解体工事、産業廃棄物の適正処理まで、建物の状況に合わせて対応します。
「自分の建物にアスベストがあるか分からない」「解体前に何を調べればいいの?」という段階からでもご相談いただけます。
まとめ
アスベスト事前調査の必要性は、「築年数が古いかどうか」だけで判断するものではありません。
住宅はもちろん、アパート、店舗、オフィス、工場、倉庫など、解体・改修する建物や工事対象となる建材を適切に確認することが重要です。
東京都でアスベスト調査や解体工事をご検討中の方は、株式会社 葵工業へお気軽にご相談ください。

