
アスベスト事前調査はどこに依頼すればいい?
東京都で住宅・マンション・店舗・ビル・工場などの解体や改修を予定している方の中には、「アスベスト事前調査はどの業者に頼めばいい?」「解体業者ならどこでも調査できる?」と疑問を持つ方もいるでしょう。
アスベスト事前調査は、解体工事前の重要な工程です。
建築物の解体・改修では工事規模の大小にかかわらず、原則として工事対象部分のすべての材料について事前調査が必要です。また、建築物の事前調査は一定の資格要件を満たす者が実施する必要があります。
今回は、東京都でアスベスト事前調査業者を選ぶ際に確認したい7つのポイントを解説します。
1.必要な資格を持つ調査者がいるか
まず確認したいのが、誰が事前調査を行うのかです。
建築物については、建築物石綿含有建材調査者など一定の要件を満たす者による事前調査が必要です。
「会社がアスベスト工事を扱っている」というだけではなく、実際の調査を必要な資格要件を満たす人が担当するか確認しましょう。
2.書面調査と目視調査を適切に行うか
事前調査は、建物を少し見ただけで終了するものではありません。
原則として設計図書などを確認する書面調査と、現地で建材を確認する目視調査の両方が必要です。
屋根・外壁・天井・壁・床・耐火被覆・配管周辺など、今回の工事対象部分を適切に確認してもらえるかが重要です。
3.必要に応じて分析調査へ対応できるか
書面と目視だけではアスベスト含有の有無を明らかにできない建材もあります。
その場合は、資格要件を満たす者による分析調査を行うか、アスベスト含有建材とみなして法令に基づいた対策を行う必要があります。
業者を選ぶ際は、
・試料採取に対応できるか
・分析費用はいくらか
・結果が出るまでの流れ
・含有が確認された場合の対応
なども確認しておきましょう。
4.調査費用の内訳が分かりやすいか
アスベスト事前調査の料金は建物の規模や調査範囲、分析検体数などによって変わります。
そのため、単純に見積金額の安さだけで比較するのはおすすめできません。
例えば、
・書面調査
・現地調査
・試料採取
・分析
・報告書作成
など、どこまで見積もりに含まれているか確認しましょう。
追加料金が発生する条件についても事前に説明してくれる業者なら、予算を立てやすくなります。
5.事前調査結果の報告に対応しているか
一定規模以上の工事では、事前調査結果を行政へ報告する必要があります。
代表的な対象は、解体部分の床面積合計80㎡以上の建築物解体工事、請負代金合計税込100万円以上の建築物改修工事、請負代金合計税込100万円以上の対象工作物の解体・改修工事です。
報告は原則として石綿事前調査結果報告システムを利用します。
なお、この基準を下回る工事でも、原則として事前調査そのものは必要です。
6.アスベスト発見後の対応を相談できるか
調査の結果、アスベスト含有建材が見つかることがあります。
その場合、重要なのは「調査結果を出して終わり」ではなく、その後の工事をどう進めるかです。
アスベスト含有建材を扱う解体・改修では、建材や施工方法に応じた飛散防止措置が必要になります。
調査から必要な除去、解体まで相談できる業者なら、それぞれを別会社へ依頼する場合と比べて工程を整理しやすくなります。
7.東京都での解体・改修に対応できるか
東京都では住宅密集地、狭小地、繁華街のテナント、オフィスビル、大型工場など、さまざまな施工環境があります。
アスベスト対策だけでなく、
・近隣への配慮
・養生
・粉じん対策
・工事車両の搬入
・廃棄物処理
・工事スケジュール
まで考慮する必要があります。
そのため、東京都内の現場条件を踏まえて相談できる会社を選ぶことも重要です。
2026年は工作物のアスベスト調査にも注意
工場や事業所などを所有している企業は、工作物についても注意しましょう。
2026年1月1日以降に着工する一定の工作物の解体・改修工事では、工作物石綿事前調査者などの資格者による事前調査が必要になりました。
対象には一定の配管設備、ボイラー、工業炉、発電設備、貯蔵設備などがあります。
工場・倉庫などでは、建物だけでなく設備を含めて工事対象を整理しておくことが大切です。
極端に安い見積もりには注意
複数の業者へ相談した際、1社だけ極端に安い場合は見積内容を確認しましょう。
事前調査・分析・必要な飛散防止対策・廃棄物処理など、必要な工程が見積もりから抜けていれば、後から追加費用が発生する可能性があります。
「安いか高いか」だけではなく、何をどこまで実施する金額なのかを比較することがポイントです。
東京都のアスベスト事前調査なら株式会社 葵工業へ
株式会社 葵工業では、東京都を中心にアスベスト事前調査や解体工事についてご相談いただけます。
戸建住宅・アパート・マンション・店舗・オフィス・工場・倉庫など、建物や工事内容によって必要となる調査は異なります。
「解体前にアスベストを調べたい」「どの建材を分析すればいいか分からない」「調査からアスベスト対策、解体まで相談したい」といった方は、工事計画の早い段階でご相談ください。
東京都でアスベスト事前調査・解体工事をご検討中の方は、株式会社 葵工業へお問い合わせください。
まとめ
東京都でアスベスト事前調査業者を選ぶ際は、料金だけで判断しないことが重要です。
資格者による調査、書面・目視調査、必要に応じた分析、報告への対応、さらにアスベスト発見後の工事まで確認しましょう。
解体・改修予定が決まった段階で早めに相談することで、調査・分析・除去・解体までのスケジュールを立てやすくなります。

